どうも!漫画チルドレンの管理人です!今回は、漫画『ブラックジャックによろしく』のレビュー記事となります。
現代医療の実情というか…、これはフィクションじゃないの?ってレベルで悲惨な医療現場の実情が描かれている。
私は医療関係の職に就いていないため、真偽は不明ですが、それでもリアリティが感じられて非常に面白い作品です。
『ブラックジャックによろしく』はこんな漫画
主人公の斉藤は、医学生。第一歩は研修生として、大学病院内の色々な科で実際に働くことになる。
研修医とはいえ、患者から見れば立派な一人の医者。頼りないながらも、立派に医者になろうとがんばるが、病院内ひいては日本の医学業界全体にはびこる、歪みや不条理にぶつかる。
通常なら首をすくめてやりすごすのだが、斉藤はそれらに真正面から斬りかかる。そして各科で、様々な問題を起こしていく・・・
『ブラックジャックによろしく』の主要登場人物
斉藤 英二郎
主人公。名門大学卒の研修医。25歳。研修先で常に衝突する。
服部 脩
主人公のアルバイト当直先の病院長。主人公が最初に医者対医者として対面する先生。
赤城 カオリ
主人公の在籍する病院の看護婦。斉藤が思いを寄せる。
皆川 由紀子
主人公の彼女。同病院の看護婦。
『ブラックジャックによろしく』はこんな人におすすめ!
☑ 医者のカレシが欲しい人
☑ ブラックジャックが好きな人
☑ 救急車に乗りたい人
映像化情報
実写ドラマ
2003年4月11日より6月20日までTBS系列の「金曜ドラマ」枠で放送された。
主演は妻夫木聡。
2004年1月3日に、新春ドラマ特別企画として、「ブラックジャックによろしく 涙のがん病棟編」が放送された。
作者情報
作者名
佐藤秀峰 先生
作者の主な作品
・海猿
・特攻の島
・示談交渉人M
見どころ
連載当時はテレビにしばしば登場し、医療問題を提起する作品として取り上げられたほど、現場を、実にリアルに詳細に描写している。
これを読む前と後とでは、病院に行ったときの気分が変わるほどだ。それほどまでに、病院の裏事情を赤裸々に書いている。
マンガのすごさはここにある。ここまで具体的で詳細な内容を、小説で書くと、困難すぎて一般受けはしない。テレビだとスポンサー(製薬会社が多い)からの圧力や、手術や病気の表現(本作品ではガン患者が衰えていくのを如実に描写)など数々の規制がかかる。映画では1作品に入れる内容に限りがある。しかしこのようにストーリーと画力に優れたマンガであれば、自由に表現しながらも、長年にわたって万人に読まれ続け、ひいては社会現象まで起こしてしまう。
マンガがマンガである強みが、ここまで生きた作品も珍しい。文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞も受賞している。
この作品内で起こる出来事は、病院では日常茶飯事であろう。生死がめまぐるく起こる病院では、作者のような異才が、日常をリアルに描くだけで、このようなドラマチックな作品に仕上がってしまうのだ。
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