漫画『げんしけん』の見どころ!感想や評価など

どうも!漫画チルドレンの管理人です!今回は、漫画『げんしけん』のレビュー記事となります。


大学時代のほろ苦くも甘い思い出。それは校舎であり、人間関係だったり・・・


『げんしけん』はこんな漫画


物語は、オタクの主人公の大学一日目から始まる。


大学内に一歩足を踏み入れると、そこにはサークルの新入生勧誘ブースが立ち並ぶ。


恥ずかしながらも一歩を踏み出し、マンガ・アニメオタクっぽいサークル「現代視覚文化研究会(略してげんしけん)」に入る。そしてズボズボのオタク道を歩んでいく・・


講談社漫画賞並び文化庁メディア芸術祭にノミネートされた名作です。


1巻の無料立ち読みはこちら♪



『げんしけん』の主要登場人物


笹原 完士


主人公。大学の新入生。


マンガ・アニメ・エロげーおたく。サークル「げんしけん」所属


高坂 真琴


咲のカレシ。イケメンだが、エロゲーおたく。ゲームの腕は一流。


春日部 咲


高坂の彼氏。高坂にはべたぼれ。オタクが嫌いだが高坂は好きで、常にジレンマを抱える。


斑目 晴信


げんしけんの会長。咲に惚れているが告白できず。


『げんしけん』はこんな人におすすめ!


☑ エロゲー好き

☑ オタクでオタクでしょうがない人

☑ オタクと付き合おうか迷ってる人


映像化情報


アニメ


2004年10月~12月まで全12話。監督は池端隆史


■OVA

2008年6月『げんしけんOVA COLLECTION』


ラジオ


2004年7月から12月までラジオ大阪『桃井はるこの現代視覚文化研究会・略してラジオげんしけん』


作者情報


作者名


木尾 士目 先生


作者の主な作品


・げんしけん -二代目-

・くじびき?アンバランス

・ぢごぷり

・Spotted Flower


1巻の無料立ち読みはこちら♪



見どころ


人間関係の描写が見事。「空気を読め」とよく言われるが、その「空気」を、非常にうまく表現できている。


例えば、部室内で複数の男女の会話が行われる。そこでは全く直接的な表現はないが、エロい内容と思わしき話がされる。


そしてその後、男子たちは「オレきっと今日・・・」という心のセリフをはき、女子は「あ、なんかちょっとやな雰囲気」と心で中でつぶやく。


コマの中には、顔を合わせていない男女が、それぞれ心の中で、とても抽象的なセリフをつぶやくだけなのに、読者は、その場の空気を、如実に感じられるのだ。


またキャラ同士の距離感もリアルだ。お互いに気を使って言いたいことははっきりいわないが、しっかり空気として相手に伝わっている。


マンガだとどうしても、心のつぶやきや、独り言を多用することにより、そのあたりを表現することが多いが、この作品は違う。お互いが気を使った限定的な、とてもリアルな会話で、人間関係を構築していくのだ。


読者の感想


この漫画は、オタクをめぐる人々を描いているが、決して「オタクがオタクへ向けて」描いたものではない。


舞台は「現代視覚文化研究会(略称げんしけん)」というオタク系大学サークルであり、会員たちのオタク的日常が淡々と描かれる。


格ゲー・エロゲー・アニメ・コミックに関する彼らの熱い議論や、同人誌事情などがさも当たり前のように展開される。


作中作として登場する漫画も、すぐさまモデルが思い浮かぶような「少年誌にひとつはあるようなラブコメ」だ。しばしば典型的に描かれる「オタク像」以上に、さらに一歩踏み込んだリアルなオタクの「生態」が徹底的に描かれる。


この漫画を、実際にオタクである人が読めば、ある種「内輪ネタ」的な、「あるあるー」「元ネタはあれだよねー」といった楽しみ方ができる。


しかし、あくまでそれ以上のものではない。むしろその真価は、非オタク、あるいは少しオタクを知っている読者が接した時にこそ、発揮される。自分とは異なる日常を、当然のこととして生きる者の「生態」の観察として。


そうした読者の視点の違いは、登場人物の群像を見ると、よく理解できる。


すでに〈オタクである者〉、これから〈オタクになろうとする者〉、外見は美男子なのに〈誰よりもオタクである者〉、彼に惚れてしまった〈誰よりも非オタクである者〉。全ては、オタクと非オタクの「境界」をめぐっての愛憎である。読者は登場人物の誰かに自分の立場を見出して、「オタク」を観察することになる。理解できるにしても、できないにしても。


しかし思うに、この「境界」に最も複雑な思いを抱いてるのは、誰でもなく作者自身だろう。一方ではオタクの世界を詳細に描きながら、一般人の視点やオタクへの嫌悪もちゃんと知っている(これ以前の作風は、全く非オタク的だった)。作者こそ、まさに「境界」の真上を漂い続けているように思われる。




表紙の絵柄と『サークル部室から広がる楽しい大学生活を等身大で描く,アキバ系青春物語』という帯のコピーに心惹かれて買ってみたのですが,いや~,これ面白いっす。


天然系美少年オタクの高坂君,その彼に惚れてしまったアンチ・オタクにして今時の女の子である春日部咲,そして「げんしけん」こと『現代視覚文化研究会』の面々といったキャラが実に濃くて良いんですよ。


もっとも,その分主人公であると思われる笹原完士君のキャラが薄くなっているような気もしますが….(^^;)。


しかし一般誌でここまで濃いオタク群像マンガというのも珍しいですよね….


ところで,ネットで検索かけたら,「げんしけん」というのは実在してるんです。もっとも,こっちの「げんしけん」は『現代司法研究会』の略なんですけれどね(^^;)。




1巻の無料立ち読みはこちら♪







<スポンサーリンク>

コメント

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。